こんにちは、ハルです。
「もう仕事辞めたい。でも、辞めたらどうしよう?」
2022年の離婚をきっかけに、私の心は大きく揺れ動きました。それまで普通に働いていた仕事が、急に辛く感じるようになったんです。朝起きるのが辛くて、会社に向かう電車の中で涙が出そうになる。「仕事辞めたい」という気持ちが、毎日頭の中を駆け巡っていました。
でも、簡単に辞めるわけにもいかない。生活費はどうする?次の仕事は見つかる?家族はどう思う?そんな不安が頭の中をぐるぐる回って、なかなか決断できませんでした。
もしあなたも「仕事辞めたい」と思っているなら、きっと私と同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。私の体験を通して、判断基準と対処法についてお話ししたいと思います。
【ご注意】
本記事は、仕事の悩みを経験した当事者である私の体験談に基づいています。これは一般的なアドバイスであり、個々の状況によって最適な選択は異なります。重要な決断をする前は、必ず信頼できる人に相談してください。
「仕事辞めたい」と思った時|私の判断基準

「仕事辞めたい」と思った時、私はまず自分の状況を整理してみました。感情だけで決断するのではなく、客観的な判断基準を作って、冷静に考えてみたんです。
1. 体調への影響をチェック
仕事が原因で体調を崩していないか、まず確認しました。
・睡眠の質:仕事のことを考えて眠れない日が週3日以上ある
・食欲の変化:ストレスで食べられない、または食べ過ぎてしまう
・体の症状:頭痛、胃痛、蕁麻疹など、ストレスによる体の不調
・疲労感:休日を取っても疲れが取れない
私の場合、仕事のことを考えるだけで動悸がして、夜も眠れない日が続いていました。これは明らかに体に悪影響を与えていると判断しました。
2. メンタルヘルスの状態を確認
心の状態も重要な判断基準です。
・気分の変化:仕事のことを考えると憂鬱になる
・集中力の低下:仕事に集中できず、ミスが増える
・人間関係:同僚や上司との関係が悪化している
・将来への不安:この仕事を続けても将来が明るく見えない
私の場合は、朝起きるのが本当に辛くて、会社に向かう電車の中で涙が出そうになることが多くなりました。これは明らかにメンタルヘルスに問題があると感じました。
3. 経済的な状況を整理
辞める前に、経済的な状況も確認しました。

・貯金の有無:生活費を何ヶ月分持っているか
・家族の状況:扶養家族がいるかどうか
・次の仕事の見通し:転職活動を始められるか
・社会保障:失業保険の受給資格があるか
私の場合は、離婚で生活費が減ったこともあり、経済的な余裕があまりありませんでした。そのため、すぐに辞めるのではなく、段階的なアプローチを取ることにしました。
私が実際に試した対処法

「仕事辞めたい」という気持ちを抱えながら、私は様々な対処法を試しました。最終的に辞めることになりましたが、その過程で学んだことがたくさんありました。
1. まずは現状を改善する努力
辞める前に、まずは現状を改善する努力をしてみました。
・上司との面談:仕事量や働き方について相談
・部署異動の希望:環境を変えることで改善するか試す
・残業時間の調整:無理な残業を減らしてもらう
・休暇の取得:有給休暇を取って心身を休める
私の場合は、上司に相談してみましたが、「みんな大変なんだから我慢しろ」と言われてしまいました。これで、この職場では改善は難しいと判断しました。
2. 転職活動を並行して行う
現状改善を試みながら、同時に転職活動も始めました。
・履歴書の準備:自分のスキルや経験を整理
・求人情報の収集:転職サイトで条件に合う仕事を探す
・面接の練習:転職エージェントに相談して面接対策
・スキルアップ:新しいスキルを身につけるための学習
転職活動を始めて3ヶ月が経った頃、条件の良い仕事が見つかりました。これが、辞める決断を後押ししてくれました。

3. 段階的な退職準備
いきなり辞めるのではなく、段階的に準備を進めました。
・退職時期の検討:プロジェクトの区切りを見て退職日を決める
・引き継ぎの準備:後任者に引き継ぐ資料を整理
・関係者への挨拶:お世話になった人に感謝の気持ちを伝える
・退職手続き:必要な書類の準備と手続き
4. 退職後の生活設計
辞める前に、退職後の生活も設計しました。
・生活費の計算:最低限必要な生活費を計算
・収入源の確保:次の仕事が決まるまでの収入源を確保
・健康保険の手続き:国民健康保険への切り替え
・失業保険の申請:ハローワークでの手続き
辞める決断をした理由

最終的に辞める決断をした理由は、以下のようなものでした:
1. 体調の悪化が止まらない
仕事を続けている限り、体調が改善されませんでした。うつ病の症状が悪化し、日常生活にも支障が出るようになったんです。
2. メンタルヘルスの専門家からのアドバイス
心療内科の医師から「このまま続けると回復が遅れる」と言われました。仕事を辞めて、まずは心身を休めることが必要だと判断されました。国立精神・神経医療研究センターでも、メンタルヘルス不調時の休職の重要性について詳しく説明されています。
3. 次の仕事が見つかった
転職活動の結果、条件の良い仕事が見つかりました。給与も上がり、働き方も改善される見込みでした。
4. 家族の理解とサポート
家族にも状況を説明し、理解してもらえました。「無理をしなくていい」と言ってもらえたことが、大きな支えになりました。
辞めてから感じた変化

仕事を辞めてから3ヶ月が経った頃、心身の状態が大幅に改善されました。具体的には、以下のような変化を感じました。
・睡眠の質が改善:朝起きるのが楽になった
・食欲が回復:普通に食事ができるようになった
・気分が安定:憂鬱な気分が減り、前向きになれた
・体調が回復:頭痛や胃痛などの症状がなくなった
特に印象的だったのは、「また働けるようになった」と感じたことです。それまでは働くこと自体が恐怖でしたが、新しい環境なら働けるかもしれないと思えるようになりました。
現在の状況と学んだこと

仕事を辞めてから1年が経った今、新しい仕事に就くことができました。前の職場とは全く違う環境で、心身ともに健康に働けています。
この経験を通して学んだのは、「仕事辞めたい」という気持ちは、体や心からの大切なサインだということです。無理を続けるよりも、一度立ち止まって自分の状況を見つめ直すことが大切です。
もし今、あなたが「仕事辞めたい」と思っているなら、まずは自分の状況を整理してみてください。そして、一人で悩まず、信頼できる人に相談してみてください。必ず解決の道が見えてきます。
最後に、同じ悩みを抱えているあなたへ

「仕事辞めたい」という気持ちは、決して甘えではありません。私も最初は「我慢しなければ」と思っていましたが、それは間違いでした。
大切なのは、自分の心と体の声に耳を傾けることです。そして、一人で抱え込まず、周りの人に相談することです。
あなたの人生は、あなたのものです。無理をして体を壊すよりも、一度立ち止まって、本当に大切なことを考えてみてください。
「仕事辞めたい」は、心からのSOSです。その声に耳を傾けて、一緒に前に進みましょう。
コメント