不安障害チェックリスト:もしかして…と思ったら試してほしいこと

不安障害

こんにちは、ハルです。

私はちょうど1年前、ついに心療内科の扉を叩き、「不安障害」と診断されました。それまでの1年間、ひどい動悸や息苦しさに襲われたり、人混みが怖くて外出ができなくなったりと、本当に辛い日々でした。でも、診断されたことで、「これは気のせいじゃないんだ」と、自分の心と体に向き合うきっかけができたんです。

そして、この1年間、専門の先生と話したり、自分なりに色々なことを試しながら、少しずつ不安と折り合いをつけてきました。おかげさまで、今はあの頃と比べたら、だいぶ心が軽くなってきています。

この記事では、私が過去を振り返って「もしあの時、こんなチェックリストがあったら、もっと早く気づけたかもしれない」と思うことをまとめました。これはあくまで私個人の体験に基づいたもので、診断ではありません。でも、もしひとつでも心当たりがあったら、それはあなたが自分自身と向き合うための、大切なサインかもしれません。

【ご注意】
本記事は、不安障害を経験した当事者である私の体験談に基づいています。これは医療的な助言や診断を目的としたものではありません。もしご自身や大切な人に気になる症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

不安障害ってなんだろう?私が感じていた症状

私は「不安障害」と診断されるまで、自分がまさか病気だなんて思いもしませんでした。ただ「私って、なんて弱い人間なんだろう」と、自分を責めてばかりいました。

特に辛かったのは、突然襲ってくる強い不安感です。それはまるで、心臓を鷲掴みにされるような感覚で、夜も眠れず、明日の仕事や人との約束を考えると、体が動かなくなるんです。満員電車に乗ると息苦しくなって、途中で降りてしまうこともありました。誰かと話しているときに、急に頭が真っ白になって言葉が出なくなり、自分が壊れてしまったように感じたこともあります。

でも、診断を受けて初めて、私が感じていたのは「気のせい」や「怠け」ではなく、病気の症状だったんだと知ることができました。私と同じような経験をしている人は、きっとたくさんいるはずです。

不安障害チェックリスト:私が振り返って気づいたこと

もしあなたが「もしかして」と感じているなら、まずは以下のチェックリストを試してみてください。私が不安障害と診断される前に、感じていた心の変化や体のサインをまとめたものです。

  • 理由もなく、強い不安や恐怖に襲われることがあるか?
  • 動悸、息苦しさ、めまいなど、体の不調が続くことがあるか?
  • 人前で話すことや外出することに、強い恐怖を感じるか?
  • 集中力が続かず、好きなことにも興味が持てなくなったか?
  • 些細なミスでも、自分を激しく責めてしまうことがあるか?
  • 漠然とした不安で、眠れなかったり、朝早く目が覚めてしまうことがあるか?

チェックリストの結果、どうしたらいいの?

もし上の項目にいくつか当てはまるものがあったとしても、どうか不安になりすぎないでください。このチェックリストは、あくまで自分自身と向き合うための第一歩にすぎません。大切なのは、この「気づき」の後にどうするかです。

ステップ1:まずは、自分の気持ちを認めること

「大丈夫、大丈夫」と無理に自分に言い聞かせるのはやめましょう。不安な気持ちや体の不調を「気のせい」にせず、「ああ、今、自分は辛いんだな」と、ありのままの自分を受け入れてあげることが大切です。

ステップ2:信頼できる人に話してみる

一人で抱え込むのが一番辛いことです。家族や友人、パートナーなど、あなたのことを心配してくれる人に、正直な気持ちを話してみてください。話すことで、気持ちが楽になったり、違う視点から解決策が見つかることもあります。

ステップ3:専門家を頼ることを恐れない

心療内科や精神科に行くのは怖いと感じるかもしれません私もそうでした。でも、病院は決して怖い場所ではありません。風邪をひいたら病院に行くのと同じように、心が疲れたら専門家に相談する。ただそれだけのことなんです。診断を受けることで、私自身、自分が「病気」なんだと理解でき、治療法や対処法を知ることができて、すごく気持ちが楽になりました。

最後に、あなたへ伝えたいこと

もし今、あなたが不安でいっぱいなら、それはあなたの「弱さ」ではありません。どうか、自分を責めないでください。

私もまだ、完璧に「治った」とは言えないかもしれません。でも、あの頃のように、不安に支配されることはなくなりました。それは、自分の「不安」を認めて、少しずつ向き合ってきたからです。

もしこのブログが、あなたやあなたの周りの大切な人が、一歩踏み出すきっかけになったら、これ以上嬉しいことはありません

これからも、このブログで、私の経験や、不安との向き合い方について、正直に伝えていきたいと思っています。

一人じゃないから、大丈夫。

ハル

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